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THE WALKING SOCIETY Issue Nº15 - Eivissa

THE WALKING SOCIETY Issue Nº15 - Eivissa


「CAMPER(カンペール)」はカルチャー的アプローチのブランドキャンペーン「The Walking Society」第15号を公開。最新号では、地中海で最も有名な(そして悪名高い)島のひとつ、イビサ島を探訪します。人混みや混沌から離れ、伝統と現代性の穏やかなバランスを求める多様なクリエイティブ・コミュニティとの出会いや、このユニークで永続的な島の自由と魅力を、誌面では言葉と写真で表現します。カンペールのクリエイティブディレクターAchilles Ion Gabriel(アキレス・イオン・ガブリエル)も現地を訪れ、実際に在住している人物をモデルに撮影しました。


「The Walking Society」とは

2001年に雑誌“マガログ”として創刊された“The Walking Society”は、カンペールの故郷であるスペイン・マヨルカ島をテーマに始まりました。地中海のさまざまな地域を対象としたオリジナルのシリーズは、2005年に一旦終了するまで、4年間で8回の発行が行われました。2020年より再創刊され、マヨルカ、シチリア、キプロスなど地中海を象徴する都市を舞台に、風景写真や言葉を通してその文化・社会・コミュニティーを、マガジン以外でも広告や店内ヴィジュアル、ショッピングバッグなどを通して伝えてきました。本キャンペーンは「シューズ」というモノの提供だけでなく、「歩く」というエクスペリエンスを人々に提供。”Walk, Don’t Run.”(歩こう。走らずに。)には、「時代に流されず、忙しい日常からスローダウンし、自分らしい生き方を見つめ直してみよう」と言うメッセージが込められています。

ブランドキャンペーンの歴史

1号 マヨルカ島(スペイン) / 2号 モロッコ / 3号 フランス / 4号 ギリシャ / 5号 イタリア / 6号 エジプト / 7号 バルセロナ(スペイン)/ 8号 マルセイユ(フランス)/ 9号 マヨルカ島(スペイン)/ 10号 シチリア島(イタリア)/ 11号 キプロス島 / 12号 コルシカ島(フランス、イタリア)/ 13号 イドラ島(ギリシャ)/ 14号 クルク島(クロアチア)


The Walking Society - 第15号 イビサ島


「The Walking Society」第15号では、地中海の西部に浮かぶスペインのバレアレス諸島へお連れします。バレアレス諸島の中で3番目に面積が大きい、魔法と神秘主義と騒乱で有名なイビサ島。伝統、精神性、創造性の歴史をたどりながら、イビサの静かな一面を探し出し、今日の島を作り上げる多様なコミュニティに出会います。自由を感じ、楽しむ、夕日を眺め、ダンスを踊り、生きていることを謳歌するイビサ島の人々をご紹介します。

THE WALKING SOCIETY Issue Nº15 - Eivissa






Vicente Ganesha
20歳のときに初めてこの地を訪れたイビサの有名人


イビサ旧市街の白い通りにあるVicenteのブティックには、色彩が散りばめられています。通りすがりの観光客から、おしゃべりとセルフィーのために立ち寄る有名人まで、あらゆる人を惹きつけています。
1971年、Vicenteは20歳のときにアリカンテ近郊のコスタ・ブランカにあるプエブロを離れ、初めてイビサ島に。現在は、彼が故郷と呼ぶ「この自由で小さな島」で、いくつかの店を経営。Vicenteにとって、人生最大の宝物は自由と独立です。彼は自由な精神の求道者であり、若さを保つ好奇心にあふれています。
彼が知っている、そして愛してやまないイビサは今も変わっていません。景色ではなく人が変わったのです。彼は、携帯電話や富に執着する現代からほんの数年前に、ほとんどお金も持たずに埃っぽい道を裸足で歩いた享楽的な日々を懐かしく思い出します。当時は立ち入り禁止の場所などありませんでした。「人はあまりお金を持っていないほうが美しい」と彼は言います。

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Sergio Sancho
スペインで最も話題な2つのアートフェアを支える男


Sergio Sanchoのインタビューの舞台は、白い壁が印象的なEstudi Tur Costa。なぜこのアートギャラリーかというと、1959年にイビサに移住したこの美しい建物の建築家であるErwin Bronerと同様に、Sergio Sanchoもバレアレス諸島に創造性をもたらしていて、伝統的な精神とアバンギャルドを融合させたいと考えているからです。
2022 年に立ち上げた「CONTEMPORARY ART NOW (CAN)」は、世界で「今」起きていることを紹介するものですが、「ca'n」は Sergioが25歳のときに初めて訪れたイビサの現地語であるカタルーニャ語で「家」という意味でもあります。また、彼は故郷のマドリードで、新進気鋭のアーティストや現代美術のビッグネームの展示し、高い評価を得ているUVNT ART FAIRを立ち上げました。
マドリードとイビサを行き来するSergioは、立ち止まって考える時間と自由がある、地中海の島のゆっくりとしたペースに惹かれています。彼は、その美しさと静けさを2つの大きな魅力として挙げていますが、リラックスした楽しい雰囲気も心に響いています。Sergioはこの建物の建設者のように、この島の伝統的な精神とアバンギャルドを融合させたいと考えています。


THE WALKING SOCIETY Issue Nº15 - Eivissa






イビサ島の人々
伝統を守り続ける地元の人々から、島に魅了され離れられなくなる観光客まで


イビサの磁力は、地理的なものなのか、エネルギー線によるものなのか、それともヒッピーの過去によるものなのか。謎ではあるが、この島は最高のアンダーグラウンド・パーティーや人生の真の意味など、何かを求める人々を魅了し続けています。先住民族はこの島の魂であり、壊れることのない基盤です。彼らは自分たちの土地とアイデンティティを守るために団結し、ボールパジェスダンスのような古い伝統に新しい命を吹き込んでいます。
地元の人々は島の秘密をすべて知っています。最も本格的なバーから最高のビーチまで、そこで彼らは自分たちを取り囲む自然や地中海とつながります。彼らは岩だらけの崖を登り、手と足であらゆる隙間に慣れ、その後、命知らずの高さからターコイズブルーの海に飛び込みます。観光客たちはそれを畏敬の念を持って見守ります。他の住民はここで生まれたわけではないかもしれませんが、彼らは島の文化的基盤の一部であり、イビサの神話的な過去を語り継いでいます。そして、新しい世代のために新しい物語を生み出しています。

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The Walking Society - 第15号 イビサ島
キャンペーンムービー&オンラインマガジン





【キャンペーンショッパー】
10月16日(月)より、お買い上げのお客様には、
ブランドキャンペーンショッパーにて商品をお渡し致します。
※一部店舗は除きます。
※キャンペーン限定ショッパーの為、なくなり次第終了となります。






Edition & Creation: Alla Carta Studio @allacartastudio
Brand Creative Director: Achilles Ion Gabriel @achillesiongabriel
Brand Director: Gloria Rodríguez

MAGAZINE
Photography: Stevie & Mada @steviemada
Copywriting: Davide Coppo @davcoppo
Styling: Francesca Izzi @izzi_francesca_
Illustrations: Jo Minor @josefminor
Production: Hotel Production @hotel__production

VIDEO
Director: Fele La Franca @phele
Dop: Andrea Nocifora @andrea_nocifora
Music: Dirt O’Malley @imadirtybwoy
Editing: Claudio Di Trapani @claudioditrapani__

SPECIAL THANKS TO
Asja Piombino @asjapiombino
Antonio Cobo
Guillermo Clavel
Marì Thomas Derville at L’attitude Productions
Estudi Tur Costa Ilaria Norsa
Pep Pilot
Paulo Vieira